婚活の大変な所は、どんな質問をしたらいいのかわからない!ですよね~。相手からどのような印象を抱かれるのかで次のデートにつながるか決まりますし、誰もが悪い印象は持たれたくないです。
今回は婚活にこれから参加する予定の人と、今婚活中だけどうまく行かない人に向けて、婚活で使える質問と使わない方がいい質問をそれぞれ3つ取り上げました。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2052287?title=%E5%A9%9A%E6%B4%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC)
初対面の人に何を質問すればいいの?
婚活パーティーに参加したものの、初対面の人と何を話したらわからない。こんな人が多くいるでしょう。会って数分しか経っていない人と、限られた時間でお互いを知らなければいけないのですから大変ですよね。
逆に、人見知りではないし、相手といい雰囲気だったのになぜか次につながらない…こんな風に悩んでいる人もいるでしょう。初対面の人との会話に慣れている人でも、相手から誘われなければ意味がないですよね。
初対面の人にして良い質問と悪い質問がある
婚活では、初対面の人に聞いて良い質問と、悪い質問があります。悪い質問をしてしまうと、相手からの印象が悪くなり、いい人だと思っても次に会う機会を逃してしまう可能性があります。
相手に何を質問して、どんな反応だったか反省することが大事ですね。実は相手が触れてほしくない話をしている可能性もあります。今回は人見知りでも、会話に慣れている人でも使えるテクニックを紹介します。
婚活で使える質問①趣味
初対面の人と会話を広げるのに、1番使える質問は相手の趣味を聞くことです。趣味を聞くだけで、相手の収入や性格がわかることもあります。
趣味を聞くときは、「どんなことが好きなんですか?」→「スポーツ観戦です」で終わらせてはいけません。相手に質問しながら自分と共通点や共感出来るポイントを探ってみましょう!
- 自分:どんなスポーツを見るのが好きなんですか?
- 相手:野球やサッカーなど何でも見ますよ!
- 自分:野球だと日本とメジャーどっちが好きなんですか?
- 相手:日本の野球ですね!
- 自分:日本のチームだとどこが好きなんですか?私はロッテが好きですね!
- 相手:私は広島なんですよ!カープ大好きです!
このあとは、カープの選手や広島の名物について話の範囲をしぼっていけば、相手のお金の使い方や価値観もわかります。
もし、相手の趣味が自分が知らない趣味であれば、「それ全然詳しくなくて…どんなものか教えてください!」と素直に聞きましょう!無理に話を合わせず、相手の話から自分との共通点を見つけましょう。
婚活で使える質問②仕事の内容
趣味で話を広げることが出来ればいいですが、なかなか難しいですよね。こちらが積極的に聞いても相手が緊張していて情報を聞き出せないこともあります。
- 趣味が全然合わな過ぎて、話が合わない…。他に何を聞けばいいんだろう?
- 相手に好きなことについて話してほしいけど、こちらの話にのっかってくれない。
- 質問して色々話したけど、反応がいまいち…。
また、自分の趣味について知られたくない、と思っている人もいるでしょう。そんな時は今している仕事内容について聞いてみましょう!
仕事の話は普段していることなので話しやすいでしょう!例えばIT関係であれば、どんなシステムを作っているのか、日常のどんなことに役立っているのかを聞くことが出来ます。
相手が自分の仕事内容を話している内に「この人はどんな仕事をしているだろう?」と気になって逆に質問されるかもしれません!こうなれば、相手から様々な情報を聞き出しやすくなります。
仕事の内容を質問すれば、共通点が見つからなくても相手との会話のきっかけを作ることが出来ますよ!便利な話題なので使ってみてくださいね。
婚活で使える質問➂結婚相手に求める性格や能力
婚活で聞いて欲しい3つ目の質問は【結婚相手に求める性格や能力】です。初対面の人にいきなり理想の結婚相手を聞いて大丈夫なの?と思う人もいるでしょう。
婚活参加者の目標は一緒
婚活に参加している人は、全員【結婚したい!】という最終目標を持っています。そのために婚活という手段を使って理想の結婚相手を探していますよね。
この記事を読んでいるあなたの理想の結婚相手はどんな人でしょうか?ある人は収入を求めたり、別の人は家事が出来る能力を求めたり…。人によって様々ですよね。
自分が求める条件にすべてあてはまる相手を見つけることは難しいでしょう。その場合は、これははずせない!という条件を3つ決めてください。
相手に結婚相手に求める条件を3つ聞いてみて、自分と合うか判断すると良いでしょう。例えばある男女が挙げた次の結婚相手の条件を見て、あなたは将来この2人が結婚してうまくいくと思いますか?
- 妻には働いて欲しい
- 自分の趣味を尊重してほしい
- 身の丈にあった生活が出来る人
- 夫の年収が1,000万円以上
- 専業主婦でOK
- 自分の好きなことをさせてくれる人
おそらく誰もがこれはやめた方がいい…と思いますよね。これは極端な例ですが、初対面で結婚相手に求める条件は把握しておきましょう。あとからトラブルになり、婚活をやり直すよりは時間の無駄になりませんよ。
婚活で使わない方がいい質問①金銭関係
婚活では初対面の人に聞かない方がいい質問がいくつかあります。1つ目は【金銭関係】です。
相手の収入が気になるけど…
あなたが女性なら、将来一緒に過ごすかもしれない相手の収入はすごく気になりますよね。出産や相手の転勤などの事情で、自分の収入が無くなった時に、相手に十分な収入が無いと生活が大変になります。
これは男性でも一緒ですよね。万が一、自分が会社の都合で仕事が無くなった場合、復帰出来るまでに相手の収入だけで生活できるか確認しておきたい気持ちはわかります。
しかし、婚活で初対面の人と出会って数分で、いきなり「年収いくらですか?」「そのブランドいくらするんですか?」と聞くことは基本的に失礼にあたります。
この人、結婚したいのではなく、相手の収入で楽して暮らしたいだけなんじゃないの…?お金のことしか気にしていない…。
こんなことを相手から思われてしまい、印象が悪くなります。男性から女性へも、同じようにお金関係の質問をするのもNGです。
趣味や仕事内容から収入は把握出来ます
相手がどのくらい収入があるのか、どうしても知りたい!と思う人もいるでしょう。その場合は、次のような会話の流れであれば、自然な流れで相手の収入がわかります。
- 自分:趣味は何ですか?
- 相手:車やバイクで出かけることですね!
- 自分:車が好きなんですか?
- 相手:そうなんですよ!実は今度○○社のこの車を買いたいと思ってて…。
車が趣味であれば、どんな車両を持っているかで年収がある程度予想が出来ます。例えば外車を持っている人であれば、【車の維持にお金がかかる→ある程度の収入が必要→年齢の平均年収よりは高い】ことがわかります。
このように趣味や仕事内容について話を深堀りしていけば、相手の金銭感覚も把握出来ますよ!
婚活で使わない方がいい質問②過去の恋愛・結婚歴
2番目に婚活で聞いてはいけない質問は【過去の恋愛】です。婚活パーティーなどに参加している人は、将来一緒に過ごせる人を探しています。
- 結婚に失敗したから、過去のことは聞いて欲しくない!今度はきちんといい人を見つけたい…。
- 昔恋愛でひどい目にあったから、お金の使い方や性格が合わないとイヤだ!
- 今までふられてばっかりだったから、今度こそ成功させたい!
参加している人はこんなことを考えているかもしれません。誰でも過去のイヤな記憶は話したくないですよね。例えば離婚経験がある人に「離婚した原因は?」なんて1番聞いてはいけない質問です。
離婚原因を聞いても、笑って話してくれる人であればいいですが、大抵の人は「この人なんてこと聞くんだろう…?」と思ってしまい、いい印象を持ちません。
婚活で使わない方がいい質問➂家族構成
3つ目の聞いてはいけない質問は【家族構成】です。家族構成を聞いてはいけないと聞いて、え!?ってなる人もいるでしょう。
女性であれば、相手が長男なのか、将来家を継ぐのか、義理の両親と同居になるのか、家の経済状況…など色々気になってしまいますよね。男性も相手がどんな家で育ったのか気になります。
ただ、結婚は【夫婦】でするものです。初対面でいきなり、家族は何人か、どんな所に住んでいるのか、家の財産状況など質問をされたら「この人は自分の育った家庭や立場しか見ていない…」と思われてしまいます…。
何度か会って親しくなったら、どんな家庭で育ったのか、家族はどんな人か…と聞くのは問題ありません。もし、相手の話を聞いて性格や育った環境が合わないと思ったら、相手を考え直して良いでしょう。
相手から欲しい情報を聞き出すために
ここまで婚活で使える質問と使わない方がいい質問を取り上げましたが、中にはこんな意見を持つ人もいるでしょう。
初対面の人に何か質問しなきゃいけないのはわかってるよ!でも目の前に人がいると、緊張して何も話せなくなるから、困っているんだよ!
私も初対面の人と打ち解けるまで時間がかかります。しかし、婚活に限らず、ビジネスでも初対面の人と話す機会は社会人になれば、何度も経験しますし、仲良くなるまでは…なんてわがままは言えません。
相槌を打つだけでは、相手は良い印象を持たない
初対面の人から欲しい情報を聞き出すためには、【相手が話しやすい空気を作る】ことが大事です。話しやすい空気って何?と思いますが難しいことではありません。次の3つを実践してはいかがでしょうか?
- 相手の話に適切に相槌を打つ(適当に相槌を打ってはいけません)
- 相手の話を繰り返す(相手の話を同じように繰り返さず、自分の言葉で言い換えてみましょう!)
- 気になったことを聞き直してみる
相槌を打つのは会話のテクニックでよく紹介されていますよね。ただ相槌を打つだけでは、相手が本当に自分の話を理解しているのかわからず、不安になってしまいます。
私の知り合いに、いつも人が説明している時に適当に「ハイ、ハイ、ウン、…」と相槌を打つ人がいました。後から同じ内容を知り合いから聞かれて「聞いてたの…?」と怒りたくなることがありましたね。
婚活でも「あなたの話を聞いてますよ」と表現するためにも、相槌を打つことに加えて、相手の話を言い換えて話すことが良いでしょう。
相手の話を自分の言葉で言い換えると、相手からは話をきちんと聞いているんだなと安心してあなたに良い印象を持ちます。次の会話は紹介した3つのテクニックを取り入れたベストな会話です。
- 相手:私は投資で色々失敗していて、自分の経験を個別にアドバイスする事業が出来ないかと思ってて…
- 自分:え~!投資コンサルタントを目指されているんですか?すごいですね!
- 相手:そうそう!初心者向けに投資のおすすめ商品や、投資の基本から説明したいなと考えていて…
- 自分:すごいですね!私は投資がわからないので用語とか仕組みから教えてほしいです!
- 相手:それなら、○○って聞いたことありますか?
- 自分:○○って××ですか?言葉は聞いたことあるんですけど…
自分の経験を個別にアドバイスする事業≒コンサルタントと言い換えたことで、相手がより自分のことを知ってほしいと思い、多くの情報を話しやすくなりました。
また、自分がわからない専門用語の話をされて意味がわからない時は、○○=××?と確認しています。これだけでも相手が話を続けるきっかけとなります。
慣れていない時は、自分の言葉で言い換えるのは難しいので相手の言葉を繰り返すだけでもいいです。ただ話している内容が全くわからない時は、わかったふりはせず素直に質問しましょう!
初対面ですべてを知ろうとしなくてOK
婚活で焦っている人は、初対面で相手の全部を知ろうとして必死に質問をしてしまいますよね。無理に1回で色んな情報を得ようとしなくて大丈夫です(短い時間で、相手の性格から仕事内容まで知ることは不可能です。)
この人相手を探しに来ているのではなくて、結婚がしたいだけじゃないの…?
婚活に必死な様子を見て、初めて会った相手からこんなことを思われてしまうかもしれません。自分がどうしても確認しておきたい情報を相手に質問しておきましょう。
もし、この人いいな!と思った人がいれば、2回目、3回目に会った時に聞きたいことを確認していけばいいです。最初でこの人は合わないなと思ったら、詳しいことは聞かなくて大丈夫ですよ。
まとめ
今回は、婚活で使える質問とNGの質問を取り上げました。これから婚活パーティーに参加予定の方、相手とのデートにつながらなくて悩んでいる方は、紹介したテクニックを使って会話を盛り上げましょう!
全部のテクニックを使おうとせず、1つ使って相手の反応がどのようになるか試してみてください。慣れてくれば自然と自分主導で会話を広げることが出来ます。
婚活は、理想の相手に会えるまで時間がかかるでしょう。それでも、あきらめずに上手くいくことを願っています!