「友達が結婚して焦る。」「結婚ラッシュがきています。焦る気持ちばかりで不安です。」こんな方に向けて記事を書きました。
まわりの友達が結婚していくと、自分だけ置いていかれているような気持ちになったり、早く結婚しなければならないと焦る気持ちが出てきたりするものです。
本記事では、そんな焦る気持ちが出てきたときに知っておきたいことや対処法について解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E4%BA%BA-%E5%A5%B3%E6%80%A7-%E8%A9%B1-%E7%AC%91%E3%81%86-%E5%B9%B8%E3%81%9B-2567915/)
友達の結婚が重なる!ラッシュは人生で3回ある
- 25歳から27歳
- 29歳から32歳
- 35歳から36歳
1回目のラッシュは、25歳から27歳です。学生から付き合っていた人や、社会人になり少し仕事に慣れてきた時期ですね。
2回目のラッシュは、29歳から32歳です。「30歳までに結婚したい」と思っていた人や、30歳での結婚を目標にしていた人が結婚する時期です。
3回目のラッシュは、35歳から36歳です。35歳以上が「高齢出産」と言われるため、出産のことを考慮して結婚する人が増える時期ですね。
結婚ラッシュは人生で3回あると言われています。結婚ラッシュと女性が結婚に焦る年齢は重なるのでしょうか?次の章では、多くの女性が結婚に焦る年齢について解説していきます。
多くの女性が結婚に焦る年齢は?
- 【1位】「25~29歳」・・・ 55.4%
- 【2位】「30~34歳」・・・ 24.1%
- 【3位】「20~24歳」・・・ 7.2%
- 【4位】「35~39歳」・・・ 6.7%
- 【5位】「その他」・ ・ ・ ・5.1%
上記の表は、「22歳~39歳の未婚の社会人女性」に対してマイナビウーマンが行ったwebアンケート(2017年4月実施)の結果です。(参考:https://woman.mynavi.jp/article/151118-248/)
「25~29歳」が過半数を占めており、30歳を前に焦りを感じる人が多いことがわかります。30歳と35歳になる前は、友達の結婚ラッシュがきて、多くの人が焦りを感じる時期だと言えますね。
結婚ラッシュでお財布が寂しくなるうえに、結婚する相手がいないとなると正直辛いと感じてしまいますよね。友達が次々に結婚していくと焦ってしまうのは仕方がないことです。
友達が結婚!焦る気持ちでやってはいけない3つのこと
友達が次々に結婚して焦る気持ちが出てくることは、仕方ありません。ただそんな焦る気持ちがあるときに、やってはいけないNG行動が3つあります。
- 自分を責める
- 友達の幸せを嫉妬する
- 妥協してお付き合いをスタートさせる
自分を責める
まわりの友達が結婚して、独身の友達が減ってくると、「あのときの彼と結婚していたらどうなっていたんだろう。」「私って魅力がないのかな。」と色々考えてしまいがちです。
ネガティブになったり、自己嫌悪に陥ったりする気持ちもわかります。
しかし、早い結婚が成功ではありませんし、結婚適齢期は人それぞれにあるものです。自分を責めるのは、疲れるだけなのでやめましょう。
友達の幸せを嫉妬する
友達が結婚すると、つい妬む気持ちが出てきます。独身の友達が集まると、「あんな人のどこが良いの?」「あの人はクセがありそう。」という話になってしまうことがあります。
そんなときは、今の自分は間違った方向に向かっていると思って、気をつけた方が良いでしょう。他の人を妬んでも、あなたの人生は良い方向に行きません。
嫉妬や妬みの気持ちがあると、「ドス黒い感情」が他の人から見えてしまいます。
「ドス黒い感情」がある人は、どうしても魅力的に見えません。いつでも他人の幸せを祝福できる魅力的な女性でいたいものですね。
妥協してお付き合いをスタートさせる
「こうなったら誰でもいいから結婚を前提に付き合える人とお付き合いをしよう。」と焦って行動したり、「早く結婚したいからこの人にしておこう。」と妥協したりするのはNG行動です。
本当に大切なことは、「結婚すること」ではなく「結婚して幸せになること」です。妥協して結婚しても、後悔してしまうだけですよ。
そもそも友達が結婚して焦る必要ってあるの?
全国で一番平均初婚年齢が高いのは、東京都です。統計を見てみると、平均初婚年齢は、女性が30.5歳、男性が32.3歳です。(出典:平成26年厚生労働省「人口動態統計月報年計(概数)の概況」)
働く女性が増え、結婚以外に仕事や趣味、1人の時間を楽しむ人が増えています。東京都のライフスタイルの多様化は、今後は全国的にも広がっていくと考えられます。
こうして統計を見てみると、20代でやってくる結婚ラッシュに焦る必要はないと言えます。まわりを気にして「自分が幸せになるための結婚」から遠ざかってしまわないようにしたいですね。
それでも結婚に焦る気持ちが出てきたときに知っておきたいこと
「20代でやってくる結婚ラッシュに焦る必要はない」と言われても、友達が結婚していくことで疎外感や焦る気持ちが出てきてしまうという方に、知ってもらいたい3つのことを紹介します。
- 女性の7人に1人は結婚しない
- 先に結婚した友達が離婚する可能性もある
- 結婚したい独身男性は沢山いる
次の章からは、3つの知っておきたいことを詳しく解説していきますね。
「結婚は幸せを測る物差しではない」「早ければ良いものではない」「相手はいくらでもいる」と感じ、結婚に焦る必要はないと思って欲しいです。
知ってほしいこと①女性の7人に1人は結婚しない
多くの女性は、「結婚=幸せ」だと思っています。確かに「結婚はいくつかある幸せの一つの形」ではあります。でも結婚しているかどうかや早い結婚が「幸せを測る物差し」ではありません。
50歳を過ぎて1度も結婚したことがない(生涯未婚率)女性は、14.06%です。男性はさらに高く23.37%です。(参考:人口統計資料集2019年版(国立社会保障・人口問題研究所))
結婚しない幸せを選択する女性は、意外と多く7人に1人の割合でいることがわかります。結婚しているかどうかや早い結婚にこだわり過ぎて、本来の自分を見失わないようにしたいですね。
知ってほしいこと②先に結婚した友達が離婚する可能性もある
結婚は早ければ良いものではありません。大切なことは、「早く結婚すること」ではなく「結婚して幸せになること」ですよね。
平成27年度の厚生労働省の調査では、年間の婚姻件数は63万件で、離婚件数は22万件です。新たに結婚する人達がいる一方で、多くの夫婦が離婚していることがわかります。(参考:平成27年人口動態統計の概況)
先に結婚した友達が離婚する可能性はあります。離婚は、焦って結婚すると、あなたにも起こりえることです。「この人となら幸せな結婚生活を過ごせる」と思える人をしっかり探したいですね。
知ってほしいこと③結婚したい独身男性は沢山いる
男性の生涯未婚率は23.37%です。男性は約4人に1人が結婚しないということがわかります。その中には、本当は結婚したいけれど現在は独身という人もいるでしょう。
2015年に行われた第15回出生動向基本調査によると、18歳から34歳の未婚男性に対する「生涯の結婚の意思」を調査したところ、85.7%が「いずれ結婚するつもり」と答えています。(参考:第15回出生動向基本調査(国立社会保障・人口問題研究所))
これらの統計からわかることは、未婚男性の多くが「いずれ結婚したい」と考えいるにもかかわらず、独身の人は多いということです。
その中には、「女性と出会うチャンスがない」「仕事が熱心なため、恋愛は後回しにしていた」というような素敵な男性もいるはずです。
友達が結婚して焦る気持ちが出てきたときの3つの対処法
この章では、焦る必要はないと頭ではわかっているのに、焦る気持ちが抑えられないという人に向けて、3つの対処法について解説します。
- 今しかできないことに熱中する
- 友達に結婚の大変さを聞いてみる
- 結婚の準備をする
今しかできないことに熱中する
頭の中が結婚で焦る気持ちでいっぱいのときは、どうしても「必死さ」や「余裕のなさ」が出てしまいます。これは良くない状態です。男性は、「余裕のある女性」の方が、魅力的に感じるからです。
仕事や趣味に熱中して、焦る気持ちをリセットしましょう。結婚すると仕事をやめることになるかもしれません。すぐに子育てで忙しくなるかもしれません。
仕事や趣味に熱中することができるのは、独身の今しかない貴重な時間かもしれませんよ。
友達に結婚の大変さを聞いてみる
結婚の大変さを友達に聞いてみましょう。「1人の時間がない」「夫が家事に協力的ではない」「子育てが大変」など、友達からそんな不満が聞こえてくるかもしれません。
結婚の良い面だけが見えることが多いですが、結婚の現実を知ることはとても勉強になり、焦る気持ちが少し落ち着くでしょう。
結婚の準備をする
自分の結婚したい気持ちが強いときや結婚に対して焦りを感じるときは、実際に行動してみるのもオススメです。結婚したい気持ちを行動力に変えましょう。
婚活をスタートさせてみたり、料理教室等に通ってみたりすることで、あなたの気持ちや状況は良い方向に向かうはずです。
立ち止まって色々考えるよりも、実際に行動して焦る気持ちを解消していくことが大切ですね。
【まとめ】友達の結婚に焦ることなく見る目を養おう!
以上、「友達が次々に結婚して焦る!3つの知っておきたい事とその対処法」でした。本当に大切なことは、「結婚すること」ではなく「結婚して幸せになること」です。
結婚に焦る気持ちや不安で、本来の自分を見失ってはいけません。「この人となら幸せな結婚ができる」と思えるような男性を見る目を養いましょう。
周りの友達が結婚して焦る気持ちはわかります。ただ焦ってしまうことで知らず知らずのうちに、「自分が幸せになるための結婚」から遠ざかる行動をしないように気をつけたいですね。
記事を読んでくれたあなたのお役に立てれば幸いです、最後までお読みいただきありがとうございました。