「結婚後、既婚女性はもう恋をしてときめくことはないのか。」女性の中には結婚を意識した時、そう考える人もいると思います。
結婚をした友達から「旦那にときめかなくなった。女として見られなくなった。」と聞かされて、結婚後は女性としての魅力が低下するのではないか、と結婚をすることに躊躇してはいませんか。
そのような女性に向けてこの記事では、既婚女性の恋と不倫の違いや、既婚女性は恋をして良いのかについて説明していきますので、是非最後までお読みください!
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E7%94%B7%E6%80%A7-%E5%A5%B3%E6%80%A7-%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%AB-%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB-2425121/)
既婚女性の恋と不倫とは別物
そもそも”既婚女性の恋”が”不倫”であれば、もちろん恋はしてはいけないものですが、この記事では別物としています。
まずここではこの記事における”既婚女性の恋”と”不倫”の違いについて説明していきます。
既婚女性の恋とは
一般的に”恋”とは、特定の人に強く惹かれることを意味します。相手のことを知りたい、相手に気に入られたいという欲がある状態です。
そして、恋とは一方通行な気持ちでも成立するもので、相手からの気持ちは関係ありません。
不倫とは
“不倫”とは、法律用語の不貞行為と同義で考えられることが多く、”不貞行為”とは自由な意思で配偶者以外の異性と性的関係を持つことを指します。
不倫は一方通行のものでなく相手との同意がなければ成り立たないものです。
また、不倫は犯罪ではありませんが、法律違反の「不法行為」に該当します。夫婦は、配偶者以外と性的関係を持たない「貞操義務」を負っています。
つまり、”恋をすること”は一方的に惹かれることで成り立つものですが、それに対し、”不倫”は不倫相手と行う法律に違反した行為です。
既婚女性も恋をしてもいい!
上記でお伝えした通り、”既婚女性の恋”と”不倫”は全くの別物です。
”不倫”がバレた時には家族を傷つけてしまいますし、失った信頼は取り戻すのはとても難しいものです。しかし、”既婚女性の恋”を恋の範囲で楽しめば、生活をプラスにすることができます。
ここからは、既婚女性の恋のメリットやその相手と出会う場所、恋が不倫に発展してしまいそうな時の対処法について説明していきます。
既婚女性が恋をするメリット
初めにお伝えした通り、恋と不倫は別物です。恋が不倫に発展しまうと大問題ですが、恋することにはメリットがあります。ここではそのメリットを3つ説明していきます。
お洒落に気を遣うようになる
まず1つ目が、身なりに気を遣うようになり、女性として磨きがかかるという点です。
日頃から身なりに気を使い清潔にしている既婚女性は多いと思いますが、異性を意識して流行を取り入れてみるとさらにお洒落になる傾向があります。
また、美意識が高くなることにより自信がつき、気持ちも明るくなります。
痩せることができる
つぎに2つ目は、痩せることができるという点です。これは恋愛の初期段階に分泌される恋愛ホルモン“フェニルエチルアミン”という脳内物質によるものです
フェニルエチルアミンは食欲を抑える働きがあるため、自然に痩せることができ、ダイエットになります。
このホルモンは恋をして約3か月から約4年の間に分泌されなくなるので、既婚女性にとって恋をしない限り分泌されません。
イライラが軽減される
つぎに3つ目はイライラしづらくなる点です。また既婚女性が恋をすると、すでにお伝えしたフェニルエチルアミンだけでなく、“ドーパミン”や“ノルアドレナリン”も分泌されます。
“ドーパミン”や“ノルアドレナリン”はストレスに対する耐性を強くするため、本来であればイライラするようなことが家族内で発生しても、家族に穏やかに接することができるようになります。
既婚女性が恋する相手と出会う場所
ここまで読んで下さったなら、既婚女性の恋と不倫が別物であることや、恋をするメリットを理解して頂けたと思います。そして、ここでは、その相手と出会う主な場所を3つお伝えしていきます。
職場
まず1つ目は、職場です。基本的にはメンバーが固定されているため、必然的に出社すると会うことになります。
男性の”仕事の悩みを聞いてくれる姿勢や仕事のできる姿”が恋心を抱くことに繋がります。
趣味や習い事
つぎに2つ目は、趣味や習い事です。自分の好きな趣味や習い事を誰かと共有出来たらとても嬉しいですよね。
趣味や習い事といった共通の話題で盛り上がる中で恋に発展しやすくなります。
同窓会
つぎに3つ目は、同窓会です。元恋人だけに限らず、学生時代は恋愛対象に見ていなかった人でも、再会すると大人の魅力が身についているものです。
学生時代とのギャップで恋に落ちてしまうことも少なくありません。
恋をしない方がよい既婚女性の特徴
これまで、既婚女性が恋をするメリットや恋する相手に出会う場所についてお話してきました。
しかし、すべての既婚女性が恋をしても良い、というわけではありません。ここでは、恋をしない方がよい既婚女性の特徴を2つ説明していきます。
恋愛に刺激を求めてしまう
まず1つ目は、恋愛において”安定”よりも”刺激”を求めてしまう人です。
結婚は安定した関係を築くことができますが、付き合いたて頃のように新鮮な恋愛をすることができません。そのため、夫だけでは満足できなくなり、ときめきを家庭外に求めてしまうのです。
そのため、刺激を求めてしまう人は、恋だけでは満たされず不倫に発展して、刺激を求めてしまう可能性があります。
寂しがりやで、男性に依存してしまう
つぎに2つ目は、寂しがりやで、心の隙間を男性で埋めてしまう女性です。
結婚しているとはいえ、毎日朝から晩まで夫と一緒に過ごせたり、1日中連絡を取れたりする人は少ないですよね。
常に誰かに依存している女性は夫では埋められない心の隙間を他の男性で埋めたいと考えてしまうのです。
そのため、寂しがりやで依存しやすい女性は、家庭を疎かにして不倫をしてしまうかもしれないため、恋をすべきではありません。
既婚女性の恋が不倫にならないように気を付けるべき行動
ここでは、既婚女性の恋が不倫に進展しないように、また不倫と勘違いされないよう行動に気を付ける必要があります。その際に注意すべきポイントを説明していきます。
過度なスキンシップはしない
素敵な相手に近づきたいと考えても、過度なスキンシップをしてはいけません。時には、スキンシップは相手を不快にする時があります。
また、適度なスキンシップは良好な人間関係を築くのに有効な場合もありますが、過度なスキンシップは不倫と間違われる恐れもあるため控えましょう。
SNSの使用には気を付ける
連絡をとる手段にはメールやLINEなどが便利ですよね。しかし、それらも使い方には注意しなければいけません。
SNSは対面ではない分、普段言えないような表現や言葉が使えますが、それは他の人からみれば不倫と疑われる原因となるかもしれません。そして、そういった履歴は不倫の証拠となってしまうのです。
そのため、SNSを利用する際は、誰から見ても疑われないような使いかたを心がけましょう。
好意は伝えない
魅力のある男性に好かれたいということは自然なことですが、好意を伝えることはやめましょう。なぜなら、好意を伝えて両想いであった場合、片思いの恋だけで歯止めが利かなくなる場合があるためです。
それでも好意を伝えたいほど好きな場合は、不倫関係に発展した際のリスクについて考え、離婚をするといった決断も必要です。
既婚女性の恋が不倫になった際のリスク
誰かに”ときめく”ことはとても素敵なものですが、自制が利かず不倫になれば良い思い出ではなくなります。
ここでは、不倫がバレてしまったらどうなるかについて説明していきます。
離婚になるリスクがある
不貞行為(性行為を伴う不倫)は、民法上で離婚原因として定められています。不倫が本気か遊びかに関係なく、離婚が認められます。
慰謝料を請求される
不貞行為は、夫婦が負っている貞操義務に違反して、配偶者に精神的苦痛を与えたとして、慰謝料を請求されます。
不倫が発覚した後、離婚するかどうかなど様々な条件で金額も変わってきますが、慰謝料の相場は、およそ50万~300万円です。
不倫相手の家族からも請求される場合、上記の金額とは別途で支払が必要になります。
既婚女性の恋を不倫にしない心構え・準備
すでに、既婚女性が恋をする時に注意すべき行動についてお伝えしました。ここでは、それに加えて重要な”既婚女性の恋を不倫にしないための心構えや準備”について説明していきます。
子供からの信頼を守ることを念頭に置いておく
まず1つ目は、子供からの信頼を守ることを念頭におく、という点です。もし不倫がばれてしまった際、子供からの信頼を失うことになります。
あなた自身が子供だったときのことを思い返してみてください。自分の母親が家族を裏切る行為をしていたら、何も信じられなくなりますよね。
これは不倫相手の家族にも言えることです。一時的な欲求で不倫をすることで、相手の家庭を壊したり、相手の子供を傷つけたりしてしまう、ということを考えなければいけません。
ときめく恋は一時的なものと認識しておく
つぎに2つ目は、恋の新鮮なときめきは一時的なものであると認識しておく必要があります。恋の真っ最中、相手のことを考えるだけでドキドキするかもしれませんが、しばらくすると必ず落ち着くときがきます。
家庭より夫以外の男性を選んだとしても、また将来他の男性に魅力を感じ、好きになる可能性もあるので、この点を肝に銘じておきましょう。
不倫のリスクを理解しておく
つぎに3つ目は、不倫に伴うリスクを理解しておくことです。すでにお伝えした通り、不倫がばれると慰謝料を請求されたり、社会的地位を失ったりする可能性があります。
また、不倫がばれた時には、「それ以降の生活をどうするか」を夫や不倫相手の家族と話し合う時間も必要ですし、裁判をするとなるとお金もかかります。
既婚女性が恋をするドラマ
この記事では、既婚女性の恋や不倫について説明してきました。恋自体は楽しいですが、不倫に発展すると、家族を傷つけてしまいます。
どうしても不倫のような刺激が欲しいと思うのであれば、不倫がテーマのドラマを鑑賞してみてはいかがでしょうか。
ここでは、既婚女性が不倫をしてしまうドラマを2つ紹介していきます。
『あなたのことはそれほど』
2017年に放送されたドラマで、波留が不倫主婦を演じ、話題となりました。
波留演じる美都は中学の頃から会えていない鈴木伸之演じる有島にずっと忘れられないでいました。しかし、自分を大切にしてくれる東出昌大演じる涼太の気持ちに応えるため結婚しました。
しばらく平凡な結婚生活をすごしている美都は偶然有島と再会してしまいます。そのとき、お互いに結婚をして家庭がありましたが、中学の頃の気持ちが再燃してしまい不倫に発展してしまうのでした。
『不機嫌な果実』(2016年版)
1997年に放送された『不機嫌な果実』のリメイクが2016年に放送されました。稲垣吾郎演じる夫・水越航一から女性として扱われずに栗山千明演じる水越麻也子は悩んでいました。
その気持ちをどうにかしようと、独身時代から関係を持っていた成宮寛貴演じる野村健吾と不倫関係を復活します。
しかし、野村だけでは満足できなくなった麻也子は市原隼人演じる工藤通彦との不倫関係も始めてしまうのでした。
既婚女性は恋をしても良い【まとめ】
結婚・出産といったライフイベントを経験すると、女性という生き方から母親という生き方へシフトしていきます。
母親という生き方は勿論素晴らしいものですが、女性としての生き方も楽しみたいですよね。
この記事をここまで読んでくださっているのであれば、結婚しても恋ができることを理解してもらえたと思います。
もう今後は、結婚後も恋ができないかもと結婚を不安視する必要はありません。結婚後も女性としての魅力を磨きながら、素敵なハッピーライフを歩んでいきましょうね!