「恋をすると盲目になるって聞くけど、どんな状態なんだろう。自分は大丈夫だろうか。」
恋愛をすると、普段と全く違う状態になっている人がいますよね。周囲の意見も聞かなくなるほど相手に夢中になっていて、周囲が心配になることもあります。
この記事では、「恋をすると盲目」はどんな人がなりやすいのか、この状態から抜け出すためのポイントも紹介するので、友人や自分が盲目状態になっていないか心配なら参考に読んでみてください。
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恋をすると盲目になる…どんな状態?
【恋をすると盲目になる】とよく聞きますよね。どんな状態かわかりますか。具体的には次のような状態のことをさします。
- 相手中心になり、理性が無くなって正常な判断ができない
- 相手に夢中になるあまりに、周囲との関係が無くなってしまう
- 相手の言うことに従って、相手に貢いだり金銭感覚等がおかしくなったりする
- 日常生活が通常通りに送れなくなる
- 相手の言うことが正しいと思い、周囲の声に耳を貸さなくなる
具体例を見ると、あまりほめられるような行動ではありませんよね。恋をすると、相手を好きなあまりに普段はしないような行動をしたり、自分から周囲の人との関係を崩したりすることもあります。
優秀な能力を持った人でも、恋愛をすると「なぜこんなことをするんだろう。」と疑うような行動に出ることもあります。
恋愛をして盲目状態になると、なぜ上記のような正常でない行動を引き起こすのか不思議ですよね。次の章では、なぜ恋をすると盲目になるのか理由を紹介します。
なぜ恋をすると盲目状態になるの?
恋愛をしても盲目状態にならない人もいますが、多くの人が盲目状態になる可能性があります。恋をすると相手の条件などの理性の面よりも、優秀な遺伝子を残したい本能の面が強くなってしまうからです。
一目ぼれをすると、相手のことを知らなくても付き合いたいと思ってしまうのも一種の盲目状態ですね。一目ぼれは本能で相手の遺伝子を残したいという欲求の現れです。
また、異なる遺伝子を残すために、想像もしない人同士が恋に落ちることがあります。例えば、何でもできる優秀な人と何でも人に頼っている人同士や、外見が正反対の人同士が付き合うのを見たことはありませんか。
周囲からすると「なぜこの2人が?」と思う組み合わせですが、本能によりお互いが引き寄せられているのかもしれませんね。ここからは恋愛すると盲目になる人の特徴を3つ紹介します。
恋愛すると盲目になる人の特徴①自分に自信が無い
恋愛すると盲目になる人の特徴の1つ目は、「自分に自信が無い」です。
自分に自信が無い人は、自分がなぜ存在するのかを他人からの評価で確認します。周りから必要とされ頼られることで、自分への評価を高めるのです。
恋愛では、相手から好かれることで、自分は相手のために存在していると思ってしまい、最悪の場合、依存するようになります。依存状態とは「○○さんがいないと、私は生活できない。」と言っている人です。
自分に自信が無い場合は、恋愛をすると盲目になりやすいので、普段から自分が誇れることを1つでもいいので持つようにしましょう。
恋愛すると盲目になる人の特徴②恋愛に慣れていない
恋愛すると盲目になる人の特徴の2つ目は、「恋愛に慣れていない」です。
恋愛に慣れていない人は、相手との付き合い方がわからず、すべてにおいて全力投球になってしまいます。初めてできた彼氏ならなおさらです。
相手から嫌われないようにしようとする結果、精神的な余裕が無くなり、盲目状態になってしまうこともあります。
さらに、恋愛に慣れていないために、自分の中での相手と付き合う基準が無いため、相手から言われたことに疑問を持たず、そのまま受け入れてしまう傾向もあります。
恋愛すると盲目になる人の特徴③他人の世話が好き
恋愛すると盲目になる人の特徴の3つ目は、「他人の世話が好き」です。
他人の世話が好きな人は、人の役に立つことが大好きです。周囲から頼まれなくても自分から、率先して色々なことをするため、お節介ととられることも。
特に世話好きな人は恋愛になると、相手のためなら何でもします。相手が○○を欲しいと言えば、自分から買ってきたり、相手が××したいけどお金が無いと言えば、支援したりしてしまいます。
周りからは都合よく利用されているように見えますが、尽くしている本人は、相手の役に立っているから幸せで喜んでいるんですね。次の章からは、これらの盲目状態から抜け出す方法を紹介します。
恋の盲目状態から抜け出す方法①没頭できるものを見つける
恋の盲目状態から抜け出す方法の1つ目は、「没頭できるものを見つける」です。
盲目状態だと恋愛=趣味になり、恋愛に没頭している状態になります。特に自分が夢中になれる仕事や趣味が無い人ほど恋愛が趣味になってしまうことも。
あなたの趣味が恋愛になってしまっていたら、自分が興味あること、得意なことでも構わないので、没頭できる趣味を1つ見つけましょう。趣味があれば、相手中心の生活から自分のことを考えられるようになります。
恋をして相手だけに時間を使っている状態から、仕事や趣味にも時間を割けるようにしましょう。
恋の盲目状態から抜け出す方法②第三者の意見を聞く
恋の盲目状態から抜け出す方法の2つ目は、「第三者の意見を聞く」です。
恋愛に夢中になると、周囲の意見を聞けなくなったり、友人などとの関係を絶ってしまったりします。自分が正常な判断ができているかわからないときは、全く関係のない人から意見を聞いてみましょう。
第三者に自分の現在の状況を伝えることで、自分の行動が正しいのか客観的に見てもらえて、冷静になることができます。
第三者であれば、SNSの中にいる人でも、自分の状況を知らない友人でも問題ありません。自分を分析してもらうことが大切ですよ。
恋の盲目状態から抜け出す方法➂相手への違和感に気づく
恋の盲目状態から抜け出す方法の3つ目は、「相手の違和感に気づく」です。
相手が借金を抱えていても、働く気がなくても、暴力をふるってきても、不倫をしていても、盲目状態では「相手が幸せなら」と何でも許してしまいます。
しかし、その相手が無職でも一緒になりたいのか、自分が命の危険にさらされても好きなのかなど、疑問を持ちましょう。相手の幸せのためなら、自分を犠牲にする必要があるでしょうか?
これは気づくまでに時間がかかりますが、「私は大好きなのに、なんでこの人は○○してくれないんだろう。」と疑問に思ったら、相手に違和感を覚えている証拠です。
手遅れにならないように盲目状態に自分で気づこう
恋愛をして盲目状態になると、覚めるまでには時間がかかります。盲目状態から覚めたときには、あとの祭り状態になることも…。
結婚詐欺は、この典型的なパターンです。相手はあなたの心理を操って、洗脳状態にします。「独立資金に使いたい。」や「親が入院して手術費用が必要。」など理由を言って、何度もお金を貢がせて、だまし取ります。
お金が無くなりそうなタイミングで連絡を取れなくするのです。周囲からだまされていると言われたときには、相手と連絡が取れなくなり、お金は無くなった状態…。
このような状態にならないよう、恋愛に夢中になるのは良いですが、相手が本当に安全なのか、自分が冷静な判断ができているのか、自分の行動を見直してみましょう。
恋すると盲目になるのはなぜ?抜ける方法はある? まとめ
今回は、恋をすると盲目になる理由や盲目になりやすい人の特徴などを紹介しました。恋愛に夢中になるのは、精神的に良いことですが、夢中になりすぎるのも問題です。
特に周囲の人との関係を壊したり、生活ができなくなってしまうほど恋愛にのめりこんでしまったら、誰も助けてくれません。自分で責任を負うことになるでしょう。
自分が正常な判断ができていないと感じたとき、「この人は信頼しても大丈夫なのか、付き合っていけるのか。」と今一度立ち止まり冷静になって、考えてみてくださいね。