「好きな人が既婚者だった!相手と結婚したいし、奥さんから奪うことできるかな。」
既婚者と付き合うことは、奥さんや周囲の人にバレればリスクがあります。また、奥さんから相手を奪えたとしても、様々な苦労があることも…。
この記事では、既婚者を奪おうとすると起きるデメリットを5つ紹介します。既婚者との関係で悩んでいて、奪った場合のリスクを知っておきたい人は、読んでおいた方が良いですよ。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1600080?title=%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%A8%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2)
好きになった相手が既婚者だった…
魅力的だな、かっこいいな、と思った人が既婚者だったことはありませんか?既婚者を好きになって付き合うのは、周囲からあまり良い印象を持たれません。
それでも好きな感情が抑えられず、奥さんから相手を奪って、自分が幸せになりたいと思う人もいるでしょう。恋愛感情を持つことは自由ですから問題ありません。
しかし、既婚者を奪うことはリスクが多く、相手を奥さんから奪うことができても、そのあとの生活が幸せになるとは限りません。
ここからは既婚者を好きになって奪うと起こりうるデメリットを5つ紹介します。
既婚者を奪うデメリット①奥さんから慰謝料を請求される
既婚者を奪うデメリットの1つ目は、「奥さんから慰謝料を請求される」です。
既婚者と付き合う場合、相手の奥さんに不倫関係であることを気づかれなければ良いですが、大抵は何かがきっかけでバレて、奥さんが夫に慰謝料を請求することが多いでしょう。
婚姻関係があるのに別の人と関係を持てば、不貞行為をしたとみなされて、相手の奥さんがあなたと相手の両方に慰謝料を請求できるのです。
慰謝料は最低でも300万円程で、不倫の期間が長いなど状況を考慮すれば金額が増える可能性があります。奥さんの精神的苦痛が大きいほど、金額が高くなる傾向があります。
既婚者を奪うデメリット②家族や友人と縁を切られる
既婚者を奪うデメリットの2つ目は、「家族や友人と縁を切られる」です。
不倫は、世間的に見てあまり良いことではありません。そのため、あなたが不倫を続けようとすれば、家族や友人に本気で止められるでしょう。
本当に相手が好きで不倫相手と添い遂げようとすれば、家族からは二度と帰ってこないよう縁を切られたり、友人からは非常識な人と思われたりして、付き合いを避けられます。
頼れる人がいなくなって孤独に陥りやすいです。人間関係を犠牲にしても、相手と一緒にいたいなら関係を続けても良いでしょう。
既婚者を奪うデメリット③社会的地位を失う
既婚者を奪うデメリットの3つ目は、「社会的地位を失う」です。
不倫相手が社内にいた場合、何かのきっかけでバレてしまうでしょう。不倫はプライベートでも、社内で起きれば業務に支障が出ると見なされて、厳罰を下す会社も多いです。
良くて左遷、最悪の場合、解雇となるでしょう。世間の評判が大切な会社ならば評判を気にして、処分が厳しくなる傾向があります。
会社を解雇となった場合、同じような仕事に就職することは難しいでしょう。解雇理由が同業他社に伝わることがあるからです。そうなると、今までと違う職業に就く必要もあり、生活が難しくなります。
既婚者を奪うデメリット④自分が不倫される可能性がある
既婚者を奪うデメリットの4つ目は、「自分が不倫される可能性がある」です。
既婚者を奥さんから奪って結婚できたとしても、相手が別の女性と不倫をするかもしれません。相手は結婚して奥さんがいても不倫をするのですから、元々不倫をすることにためらいが無い人でしょう。
そもそもあなたと相手も不倫でできた夫婦です。元妻は、あなたに「私から夫を奪った人」と憎んでいるるでしょう。あなたは相手に「私がいるのになんで不倫するの!?」と怒るかもしれません。
自分が不倫される立場になったときに、相手を許せるのかが関係を続けるポイントとなるでしょう。
既婚者を奪うデメリット⑤相手が好きでも法律婚が優先される
既婚者を奪うデメリットの5つ目は、「相手が好きでも法律婚が優先されてしまう」です。
日本では婚姻届を出した夫婦は法律婚となり、夫婦の実態が無かったり、夫婦関係が壊れていたりしても法律婚が何よりも優先されます。
「奥さんより私の方が彼を愛しているのに!」と思っていても、それは彼とあなたの2人のだけの関係に過ぎず、公的に認められていません。
むしろ、あなたは法律婚をしている夫婦の関係を壊している人と見なされてしまうのです。あなたが不倫をして訴えられても、文句を言えないのです。
相手が好きなら不倫を周りに言わない
彼氏ができると、友人に報告したり、紹介したりしたくなりますよね。すると、どこで会ったのか、どんなきっかけで付き合い始めたのかなどを聞かれるでしょう。
ただの彼氏ができた、という報告であれば良いですが、既婚者との不倫は、友人からはあまり良い印象を持たれません。友人からは「相手がいる人を略奪する人間」であると思われてしまいます。
不倫関係を公表してしまうと、あっという間に悪いうわさが広まり、自分だけでなく、相手にも迷惑がかかります。相手が働いている会社で不倫の情報が広まれば、左遷されたり、解雇されたりする可能性もあるのです。
相手のことが本気で好きならば、不倫していることはどんなに親しい友人でも言わないことをおすすめします。
妻から好きな人を奪うことを目標にしない
「既婚者と付き合ったら、本気で相手を好きになって、奪いたくなった。」という人がいます。相手と結婚することが目標だったのに、いつの間にか奥さんから奪うことが目標になっていることも。
誰かのものを奪うのが楽しみで、奪えたら相手に魅力を感じなくなってしまい、あっさり別れてしまう人もいます。このような人は、家庭を崩壊させることに快感を覚えてしまうのです。
相手の幸せを考えるのであれば、相手の奥さんに自分の存在をアピールしたり、けんかを売ったりするようなことはやめましょう。不倫関係をあなたから奥さんに公表すれば、奥さんが慰謝料をあなたと相手に請求します。
あなたの行動で離婚が早まるかもしれませんが、相手があなたの行動にがっかりする可能性もあるでしょう。慰謝料を請求されたり、家族との縁を切られたりする行動をしているのですから、慎重さに欠けていますよね。
好きな相手と本当に一緒にいたいなら離婚するまで信じること
あなたが本当に相手と一生過ごしたいと思うならば、相手が離婚するまで信じましょう。相手があなたのことを愛しているなら、何とかして離婚しようと頑張るはずです。
ただし、離婚が成立するまで、夫婦で長期の話し合いになることが考えられます。夫婦生活が長ければ、財産分与や子どもの親権、養育費など話し合うことは多くなるからです。
そのため、あなたが相手と生活できるまでに数年かかることも考えられるでしょう。何年でも相手を待ち続けられるのなら関係を続けても良いですが、待てないのであれば関係を解消した方が良いです。
不倫関係は幸せになれるまでに時間を犠牲にするので、自分の将来を真剣に考えて行動しましょう。
既婚者を好きでも奪うのはデメリットが多い! まとめ
既婚者を奪うことに成功しても、そのあとの生活がうまくいくとは限りません。様々な苦労が待っているでしょう。
慰謝料の支払いで経済的に苦しくなりますし、既婚者を奪った人として世間からの視線が冷たいものに変わります。さらに身近に頼れる人もいなくなり、孤独になります。
このような困難も受け入れて、相手と一生を添い遂げたいのなら、相手を信じて進んだ方が良いでしょう。相手があなたとの将来を考えているのならば、時間をかけても準備をしてくれるはずです。
ただ、自分の幸せや将来を考えたときに、不倫をして様々なものを犠牲にする必要があるか、慎重に考えた方が良いですね。