初めて“相術”という言葉を聞いたとき、占いに詳しくない方は「どんな占いなの?」「何を占えるの?」と疑問が浮かびますよね。
そこで今回は、相術について分かりやすく解説していきます。この記事を読んでもらえれば、相術の特徴を把握でき、悩みに合った占いなのか判断できますよ。
また、相術が得意とする相談内容や代表的な占術も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e5%ae%97%e6%95%99-%e4%bf%a1%e4%bb%b0-%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%b9-%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88-3452582/)
相術ってどんな占い?
相術(相占)は、ものの形や様子など目に見える情報から、運勢や吉凶を読み取っていく占いです。占いの中でも有名な「手相」や「姓名判断」も相術に分類されます。
ちなみに相術の「相」とは“ものの形”という意味で、相の形を変えることで運勢も変えられると考えられています。
その特徴から、相術は“開運法”として使われることも多いんです。なので、自分の運勢を知りたい方はもちろん、運気をアップさせたい方にも相術はおすすめです!
相術が得意とする相談内容
相術は、その人が持つ性質や後天的な運勢を占うことが得意です。具体的には以下のような相談に向いていると言えます。
- 生まれ持った性質・性格・才能
- 中期的な運勢
- 健康状態
- 婚期
- 開運のための行動・対策
一般的に相術は“数ヶ月から1年の中期間に起こる出来事を占うのに適している”と言われています。
ちなみに長期的な運勢(半年・1年以上)は「命術」、短期的な運勢(半年以内)は「卜術」が適していると言われているので、悩みによって使い分けるのがおすすめですね!
相術が苦手とする相談内容
相術は、その人の性質や運勢など様々なことを占えますが、具体的な内容を占うのは苦手です。例えば、“相手の気持ち”とか“物事を決断するタイミング”とかですね!
占いで最も多いのが“恋愛”に関する相談。恋愛に悩む多くの方が「相手の気持ちを知りたい」と考えるかと思います。
相術は、恋愛運を占うことはできますが、人の気持ちを知ることはできません。もし相手の気持ちを知りたいなら「卜術」、相手との相性を確かめたいなら「命術」がおすすめですよ。
ここまで紹介した特徴から、相術は“自分について占うのには向いていて、相手について占うのには向いていない”と言えますね!
相術に分類される代表的な占術
相術の特徴を紹介したところで、代表的な占術を5つ紹介していきます。
- 手相
- 人相
- 風水
- 姓名判断
- 印相
占いに詳しくない方も「手相」や「風水」などの占術は、名前だけでも知っているのではないでしょうか?
どの占術も“ものの形・様子”を見て占うことに変わりはないのですが、占術によって占える内容が少し異なります。
次の章からは、5つの占術の特徴を紹介していくので、自分に合った占いを活用してみてくださいね!
相術の種類①手相
手相は、手のひらのしわや肉付きを見て、その人の性格や運勢を読み取っていく占いです。
相術の中でもポピュラーな占術の1つで、発祥は約3,000〜5,000年前のインドではないかと言われています。
手相には様々な鑑定方法がありますが、一般的には右手に「後天運」や「自分で築き上げてきたもの」、左手に「先天運」や「生まれ持った才能」が表れるとされています。
そんな手相の魅力は、恋愛運や金運など全般的な運勢を占えるところ。更に自分の性質や健康状態も占えるので、自分を見つめ直すのにピッタリな占いと言えますね!
相術の種類②人相
人相は、顔の輪郭や目・鼻・口などの特徴から、その人の性質や運勢を読み取っていく占いです。
人相学は古代ギリシャの哲学者・アリストテレスなどが基礎を築いたとされていて、人相占いの起源は古代中国にまで遡ると言われています。
古くから人気のある人相は、自分の性質・運勢・健康状態などあらゆる面を占えるのが魅力ですね!
また、メイクを変えて人相を変えると“開運を導ける”と言われています。なので、運気をアップさせたい女性の方は、人相で開運メイクのアドバイスを受けてみると良いでしょう。
相術の種類③風水
風水は、古代中国で生まれた「環境学」の一種です。占いとしても有名で、簡単に風水を説明すると“ものの配置・色味・方角によって運命が変わる占術”といえます。
古代中国では城や住居を構える際に用いられ、現代では引越し先の方位をはじめ、インテリアの配置・配色の吉凶を占うのに利用されています。
また、気の流れ(全ての物質に関わるエネルギー)のバランスを取り、運気アップを期待できるのも風水の特徴です。
なので、恋愛・仕事・お金において運気を上げたい方は、風水を活用してみると良いでしょう。
相術の種類④姓名判断
姓名判断は、その人の名字と名前の画数から、生まれ持った性質や運勢を読み取っていく占いです。子供の名前を付けるときによく使われている占いです!
姓名は、5つの格(天格・人格・地格・外格・総格)で構成されていて、それぞれ異なる意味を持っています。
例えば、姓名全ての画数を足した「総格」は、人生全体の運勢を占えるとされています。5つの格を見ることで、先天運から後天運まで知ることができますよ。
女性の場合、結婚後に画数が変わるケースが多いので、結婚後の運気を知りたい方も姓名判断はおすすめです!
姓名は、5つの格を吉数にすると“良い運命をもたらす”と言われています。
なので、子供の名前を付けるときはもちろん、ビジネスネームを作るときも姓名判断はおすすめですよ!
相術の種類⑤印相
印相は、印鑑の作りや書体などから、その人の吉凶や運気を読み取っていく占いです。
古くから印鑑は、使用者のパワーや魂が宿ると考えられています。そのため、印相は“運命を方向付ける要素の1つ”として役立てられているんですよ。
また、印相学の観点から作られた印鑑は、使用者に開運をもたらすと言われています。「少しでも運気を上げたい」という方は、印相を活用してみるのも1つの手ですね!
まとめ:自分について占うなら相術がおすすめ!
今回は、相術の特徴や代表的な占術を紹介しました。相術は、ものの形や様子から、その人の吉凶や運勢を占うことができます。
また、その人の性格や才能を占えるのも相術の特徴です。今一度自分を見つめ直したい方は、ぜひ相術を利用してみると良いでしょう。
更に相術は、相を変えることで開運を期待できます。人相ならメイクの仕方、風水なら家具の配置というように、アドバイスを生活に取り入れやすいのも相術の魅力です。
これを良い機会に運気をアップさせて、より幸せな人生を手に入れてみましょう!