「結婚は好きな人とする」と考える人が多いですが、中には好きじゃない人と結婚をする人もいます。好きじゃない人と結婚をして、はたして幸せになれるのでしょうか?
そこで今回は、好きじゃない人との結婚は幸せなのか、結婚した理由や好きじゃない人との結婚のメリット・デメリットを解説します。是非参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E5%BC%8F%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8-%E7%94%B7%E3%81%A8%E5%A5%B3-653893/)
好きじゃない人と結婚する女性の割合
まずは、好きじゃない人と結婚した女性の割合を確認しましょう。379人の既婚女性にアンケートをとった結果、好きじゃない人と結婚した女性は7.8%(31人)と、一割以下しかいませんでした。
一割以下と言われると一見少ないように思えますが、397人中31人と数字で見ると、意外と多いと感じる人もいるかと思います。
では、7.8%の女性が好きじゃない人との結婚を決めた理由はどのようなものなのか、確認しましょう。この記事では、4つの理由を紹介しています。是非参考にしてみてください。
(参考:https://woman.mynavi.jp/article/180813-2/)
好きじゃない人と結婚した理由① プロポーズされた
1つ目の理由は「プロポーズされたから」です。熱烈なプロポーズをされたから、好きじゃない人でも結婚をしようと思うのです。
好きじゃない人と結婚をする人は「嫌いじゃなければ夫婦としてやっていける」「そろそろ結婚したいと思っていたし」などという考えから、プロポーズを承諾します。
相手に熱烈なプロポーズをされて結婚した場合、相手が自分のことを愛しているという安心感を得られる一方で、長期間一緒にいるのは苦痛に感じて離婚するというケースもあります。
好きじゃない人と結婚した理由② 一緒にいて楽だから
2つ目の理由は「一緒にいて楽だから」です。ドキドキしないし、好きじゃないけれど、一緒にいるのは楽だから結婚を決めます。
一緒にいて楽な相手ということは、2人の価値観が似ているということです。そのため好きじゃない人と結婚する女性は、穏やかで落ち着いた良い夫婦にはなれるのではないかと考えるのです。
結婚に対して恋愛のような刺激は求めておらず、安定した生活を求める女性がこのような選択肢を選ぶ傾向があります。
好きじゃない人と結婚した理由③ 年齢からくる焦りから
3つ目の理由は「年齢からくる焦りから」です。年齢が上がり、「そろそろ結婚しないと一生独身」という焦りから、好きじゃない人との結婚を決めます。
30歳を過ぎると出会いや相手からのアプローチが減り、40歳を過ぎると流産などの出産リスクが高まります。そのため年齢の高い女性は、結婚できるチャンスがあれば、好きじゃない人との結婚を選ぶのです。
ただし、半ば無理やりした結婚なので、結婚したことを後悔したり、離婚したりする可能性は高くなります。
好きじゃない人と結婚した理由④ 妊娠したから
4つ目の理由は「妊娠したから」です。妊娠がわかり、生まれてくる子供のために、好きじゃない人との結婚を決めるのです。
独身女性の中には、好きじゃない人と体の関係を持っている人もいます。その結果妊娠したけれど中絶は選びたくない場合、両親に当たる2人は、両親揃った状態で子育てするために好きじゃない人と結婚をします。
親としての責任感を強く感じる女性が、このような選択肢を選ぶ傾向があります。そのため子供が自立すると、結婚相手と一緒にいる意味がなくなるので、離婚をする可能性が高いのが特徴です。
好きじゃない人との結婚のメリット
好きじゃない人との結婚は、必ず悪い夫婦生活であったり、離婚をしたりする訳ではありません。好きじゃない人との結婚だからこそ感じるメリットがあるのです。
恋愛感情がないと、お互い干渉しすぎることがなく、自由に生活することができます。また、嫉妬や幻滅することも少なく、イライラすることもないため、心穏やかに過ごせます。
結婚はしたいけれど自分の時間を大切にしたい人や、穏やかな生活を希望する人には、好きじゃない人と結婚しても幸せになれる可能性が高いと言えるでしょう。
好きじゃない人との結婚のデメリット
好きじゃない人との結婚は、メリットだけではなく、デメリットもあります。デメリットを理解していなかったり、受け入れられなかったりすると、離婚に繋がってしまうので注意が必要です。
些細なことでケンカをした時、「好きな人が相手なら許せたかも」と好きじゃない人との結婚を後悔し、思い詰めてしまいます。
また、ステキな人と出会った時に結婚を後悔したり、恋愛結婚をした人達を見て劣等感を抱いたりしてしまいます。
少しでも好きな人との結婚を希望する場合は、好きじゃない人との結婚は控えた方がいいでしょう。
結婚してから愛を育む夫婦の形もある
結婚をした時は好きじゃなくても、結婚してから愛を育むことができます。好きじゃない人と結婚をした際は、せっかくの結婚を後悔しないために、以下のことを参考にしてみてはいかがでしょうか。
まずは、価値観は似ているか、何が好きかなど、相手のことを知る努力をしましょう。相手のことが理解出来たら、人として尊敬できるかどうか考えてみます。
尊敬できる部分があれば、お互いに尊重しながら過ごすことができます。すると、次第に「ステキな人だな」「この人と結婚して良かった」などと好印象を抱けるのです。
恋愛結婚とは違いますが、後悔することなく幸せな結婚生活を送ることができますよ。
好きじゃない人との結婚で後悔しないために注意すべきポイント
好きじゃない人と結婚する場合、注意すべきポイントがあります。注意せずに結婚をしてしまうと、結婚を後悔したり、結婚後に愛を育むことができなかったりします。
- 結婚相手の親御さんと相性はいいか
- 希望の条件は満たしているか
- 一時的な感情に流されていないか
ポイント① 結婚相手の親御さんと相性はいいか
結婚は、自分と結婚相手の2人だけの問題では済みません。結婚前に相手の親御さんとの相性を確認しましょう。
例え夫婦の仲は良くても、親御さんと相性が悪くて離婚する可能性があります。
ポイント② 希望の条件は満たしているか
好きじゃない人と結婚する場合、年収や結婚後の生活など、希望の条件を満たしているか確認しましょう。
条件を満たしていないで好きじゃない人と結婚をすると、「なぜ結婚してしまったのか」と後悔して、夫婦の仲が悪くなったり、離婚をしたりする可能性が高くなります。
ポイント③ 一時的な感情に流されていないか
熱烈なプロポーズに負けて受け入れてしまったり、結婚しなきゃという焦りで判断したり、一時的な感情に流されて結婚を決めていないか確認しましょう。
その時の感情で決めてしまうと、結婚後の想像が足りていないことが多いです。そして「思っていたより辛い」と感じてしまい、一緒にいるのが苦痛に思う傾向があります。
おわりに
以上が、好きじゃない人との結婚は幸せなのか、結婚した理由や好きじゃない人との結婚のメリット・デメリットの解説でした。
好きじゃない人との結婚には、様々な理由があり、人によって幸せかどうかが異なります。好きじゃない人と結婚することにより、必ず不幸になったり、離婚したりするわけではありません。
結婚の形の1つとして、理解しておきましょう。そして、もし自分が好きじゃない人との結婚を考える必要があるならば、後悔しない選択肢を選ぶようにしましょう。