今回の記事は、「この人に恋したかも?」と思った女子向けに、自分の気持ちを知る手助けになる内容となっています。
気になる男性に対して、もやもやする感情が出てくると、「これは果たして恋なのか?それとも単に好意があるのか?」と判断し難いことがありますよね。
恋(ラブ)と好意(ライク)の違い、恋だと見極める7つの心理状態についても紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E6%84%9B-%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3-%E4%B8%AD%E5%BF%83%E9%83%A8-3061483/)
恋したかも?と思うわけ。恋(ラブ)の好意(ライク)の違い。
気になる男性と接する時、その気持ちは「恋(ラブ)」なのか「好意(ライク)」なのか、自問することはありますよね。
心理学の研究によると、「恋(ラブ)」と「好意(ライク)」には、はっきりとした線引きがあるようです。
心理学者のルービン(1970年)の報告では、「恋(ラブ)」は、「親和・依存欲求」、「援助傾向」、「排他的感情」の3つの要素から成り立つと言われています。
- 親和・依存欲求・・・相手と情緒的・物理的に密接に繋がっていたいという気持ち
- 援助傾向・・・相手の幸せのためならどんな犠牲も惜しまないという気持ち
- 排他的感情・・・相手のことを独占したいという気持ち
一方で、「好意(ライク)」は、「好意的傾向」、「尊敬的傾向」、「類似的傾向」の3つの要素から成り立つと言われています。
- 好意的傾向・・・相手を好ましい人物だと高く評価する気持ち
- 尊敬的傾向・・・相手をリスペクトしたり信頼したりする気持ち
- 類似的傾向・・・相手を自分とよく似た人物のように思う気持ち
恋(ラブ)は、好意(ライク)よりも苦しみが伴う
一つ前の見出しで、「恋(ラブ)と「好意(ライク)」の話をしましたが、「好意(ライク)」が比較的楽しい気持ちである一方で、「恋(ラブ)」は、嫉妬や不安などの苦しみを感じる点で大きく異なります。
恋愛には、到達点や目的地がないため、「ここで満足」という状態が訪れることがありません。
「もっと彼の喜ぶ顔を見たい」という明るい感情だけでなく、「もっと愛されたい」、「私だけを見ていてほしい」と独占的な思いも出てくるのが恋(ラブ)です。
こう考えてみると、好意(ライク)に比べ、恋(ラブ)の方が楽しいことばかりではないことがわかります。今の気持ちを振り返り、嫉妬や不安などネガティブな感情があるのであればそれは恋かもしれませんよ。
恋したかも?と感じる心理状態①独り占めしたい
この見出しから、恋したかも?と感じる7つの心理状態を紹介していきます。一つでも当てはまる方は、恋をしている可能性が高いですよ。
なお、紹介する心理状態は、心理学者ルービン(1970年)が発表したLoving Scale(恋愛尺度)を参考に紹介しています。
さて、恋したかも?と感じる心理状態の1つ目は、「独り占めしたい」という気持ちです。これは、「恋(ラブ)」の3要素の一つである排他的感情(二人の間に他者を介入させたくない思い)にも当てはまります。
例えば、気になる男性が他の女性と仲良く話している様子を見ていると、気分が落ち着かないものです。もしあなたが、そのようなもやもやした気持ちになるのであれば、恋している可能性が高いですよ。
恋したかも?と感じる心理状態②なんでもしてあげたい
恋したかも?と感じる心理状態の2つ目は、「この人のためならなんでもしてあげたい」という気持ちです。
「恋(ラブ)」の3要素の一つである援助傾向(彼のためなら何でもしてあげたい)にも当てはまります。
気になる男性が喜ぶ顔を見たいと思い、彼の好きな話題を振ったり、仕事を手伝ったりしたくなるものです。
時間的・金銭的にも自分が犠牲を払っても、尽くしたいと思える相手であれば、それは恋をしている可能性が高いですよ。
恋したかも?と感じる心理状態③この人なしで過ごす日々が辛い
恋したかも?と感じる心理状態の3つ目は、「この人なしで毎日を過ごすのが辛い」という気持ちです。
例えば、気になる男性と毎日、職場で一緒に過ごすのは楽しいですよね。彼の一挙手一投足で嬉しくなったり、悲しくなったりするもの。
土日休みに少し会えなくなるだけで、気持ちが落ち込むようであれば、それは恋をしている証拠と言えるでしょう。
「恋(ラブ)」の3要素の一つである親和・依存欲求(相手と一緒にいたい。一緒にいれないことが辛い。)にも当てはまります。
恋したかも?と感じる心理状態④欠点があっても気にしない
恋したかも?と感じる心理状態の4つ目は、「相手の欠点があっても気にしない」という気持ちです。
「恋は人を盲目にさせる」という言葉があるくらい、同じ行動でも好きな人であれば許せるもの。
例えば、職場でミスを連発する男性がいたとしても、好きな人であれば「疲れているのかな?」と思いやる気持ちが生まれたり、「大したことないよ」と大目に見たりする気持ちが出てきませんか?
逆に、嫌いになってしまえば、同じ行動を見ても悪い点にばかり目がいってしまいます。
恋したかも?と感じる心理状態⑤見つめていることが多い
恋したかも?と感じる心理状態の5つ目は、「見つめていることが多い」という状態です。
気づいたら好きな人を勝手に目で追っているなんてことはありませんか?「目は口ほどに物を言う」という言葉があるくらいですから、そんなあなたは恋をしている可能性が高いですよ。
人は一般的に、好きな人と話す時には視線を合わせる頻度が高くなり、視線を合わせている時間が長くなる傾向にあります。
あまり露骨に視線を合わせる(3秒以上のアイコンタクト)と、流石に男性も気付きますから、あなたの好きがバレてしまいますよ。
恋したかも?と感じる心理状態⑥寂しくなると会いたい
恋したかも?と感じる心理状態の6つ目は、「寂しくなると会いたい」という気持ちです。
家にひとりでいる休日に、ふとした瞬間に「あの人に会いたいなぁ」と思い浮かべる人はいませんか?ふとした時に思い浮かべる男性は、そう何人もいないはず。
寂しくなると会いたくなる彼がいる場合は、その彼に恋している可能性が高いですよ。もしかして、LINEのトーク画面を無意識に開いて、連絡をしようか、迷っていたら、それは恋しているに違いありません。
恋したかも?と感じる心理状態⑦なんでも打ち明けられる
恋したかも?と感じる心理状態の7つ目は、「なんでも打ち明けられる」という気持ちです。
レベルとしてはかなり恋している可能性が高い心理状態と言えます。相手に知られたくない過去や習慣がきっかけで「嫌われるかもしれない」という心理が働く可能性もありますからね。
それでも、何でも話せる相手というのは、それだけ心が許せる相手であると言うことの裏づけでもあるしょう。
自分のことをよく理解していてほしい、という気持ちが強くなるほどの男性が現れたのであれば、積極的にアプローチしていくべきです。
まとめ
今回の記事では、恋したかもしれない女子に向け、自分の気持ちをはっきり知ることができる心理状態7つや恋と好意の違いなどを紹介しました。
恋愛をしたことがない方やしばらく恋愛から遠ざかっている方だと、「恋ってどんな感じがわかりにくい」ということもよくある話です。
今回の記事を通して、自分の気持ちが恋(ラブ)なのか、それとも好意(ライク)なのかを判断して、もし恋であれば勇気を出して、気になる男性へのアプローチに挑戦してくださいね。