職場で片思いの相手が落ち込んでる姿をずっと見続けるのは辛いもの。好きな人に対しては、何かしてあげたいと思うのが女心ですよね。
今回の記事では、片思いの彼が落ち込んでる時にかけるべき言葉5つ紹介しています。
また、こんな声かけはしない方が良いという、かけるべきではない言葉も3つ紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89-%E5%8A%B1%E3%81%BE%E3%81%99-%E5%BC%95%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB-1940813/)
片思いの相手が落ち込んでる時は、恋が実るチャンス!
落ち込んで自信をなくしている時は、異性からの励ましや優しさを感じると、恋に落ちやすいと言われているのです。
これは、自己評価が低い時に、自分を認めてくれた人に対して好意を抱きやすくなるというもので、心理学的には「好意の自尊理論」と言われています。
実際に、女子学生を対象にして行われた実験について、簡単に紹介します。
女子学生を対象に、肯定的な内容あるいは否定的な内容を受け取った場合、どちらの内容を受け取った女子学生の方が男子学生に対して好意を抱くのかという実験を行いました。
女子学生は性格検査を受けた後に、別室に連れられていき、容姿の良い男子学生と話をして会話の終わりにデートに誘われます(参考サイト)。
デートの誘いがあったところで、男子学生と実験者が入れ替わり、先ほどの性格検査の結果を知らせます。検査結果は2種類あり、①肯定的な内容のものと、②否定的な内容のものでした。
結果として、②否定的な内容を受け取った女子学生の方が、デートに誘ってくれた男子学生に対して好意を抱いていたことがわかりました。
このように、自分への評価が下がった時には、自分を認めてくれたり、高く評価してくれたりする相手に好意を抱きやすくなるのです。
こちらの実験では女子学生を対象にしていますが、もちろん男性を対象にしても同じく理論が働くと言われています。
片思いの相手が落ち込んでる様子を見ているのは心が辛いもの。しかし、恋愛関係に持っていくチャンスとも言えるんです!
次の章から、落ち込んでる片思いの相手にかけるべき言葉を5つを紹介していきます。
落ち込んでる片思いの相手へかけるべき言葉①何かあった?
落ち込んでいる片思いの相手にかけるべき、1つ目の言葉は「何かあった?」です。
人は、落ち込んでいる時は声をかけてもらえるだけでも救われるもの。まず関心を持ってあげることが第一にすべきことでしょう。
普段はなかなか感情を態度に出さない男性であっても、いつもよりもため息が多かったり食事のスピードが遅かったり、落ち込んでいる様子は何かしらの行動面に現れるものです。
そんな時に、「ため息が多い気がするけど、何かあった?」と尋ねてみると、自分の変化に気づいてくれたあなたに心を開いて胸の内を語ってくれるかもしれませんよ。
落ち込んでる片思いの相手へかけるべき言葉②大丈夫だよ
落ち込んでいる片思いの相手にかけるべき、2つ目の言葉は「大丈夫だよ」です。特にネガティブ思考の人は、ちょっとした失敗でも自己嫌悪に陥りがちです。
そんな時には、「大丈夫だよ、頑張ってるあなたを一番私が知っているよ」と自信を持てるようなポジティブな声かけで励ますと、相手も勇気づけられて前向きになりやすいですよ!
男性は女性よりも、論理的に思考する人が多いと言われています。
その傾向のある男性には、「前も乗り越えられたんだから、今回もきっと大丈夫だよ」と過去の体験を担保にして励ましてあげると、より勇気づけることができるでしょう。
落ち込んでる片思いの相手へかけるべき言葉③頑張っているね
落ち込んでいる片思いの相手にかけるべき、3つ目の言葉は「頑張っているね」です。
気になる彼が、落ち込んでる理由を話す時に、それに至った経緯について話が及ぶでしょう。表面的な結果が悪くてもそこには、他者には見えていない本人なりの努力があるものです。
女性から、「(他の人には見えていないけど)私はあなたの頑張りを知っているよ」と励まされると、彼はその声かけに救われるに違いありません。
好きな人が落ち込んだ時には、「頑張れ」と言うよりも、「頑張った」という事実を認めてあげましょう。
落ち込んでる片思いの相手へかけるべき言葉④辛かったね
落ち込んでいる片思いの相手にかけるべき、4つ目の言葉は「辛かったね」です。
落ち込んでいる時に、「誰かにこの気持ちをわかってほしい」と共感を求めている人も多いです。状況が改善されていなくても、自分の気持ちが理解してもらえたということだけで、少しは気が楽になります。
「辛かったね、私があなたの立場だったら同じ気持ちになるよ」と、相手の置かれた状況をイメージして寄り添う姿勢を示すと、相手としては、「わかってくれた」と感じてくれるでしょう。
落ち込んでる片思いの相手へかけるべき言葉⑤何かしようか?
落ち込んでいる片思いの相手にかけるべき、5つ目の言葉は「何かしようか?」です。
5つ目の落ち込んでる片思いの相手への声かけとして、「何かしようか?」と声をかけてみましょう。
落ち込んでる彼を手伝おうとしたり、話を聞き出だしたりするよりも、「私にできることはない?何かったらいつでも教えてね」と救いの手を差し出すことも、時には良い声かけになります。
「ううん、大丈夫だよ」と言われても、気になる彼の気持ちは救われるはず。
助けたいと思うあなたの気持ちをちょうど良い距離感で彼に伝えることができますし、もちろん「ありがとう」と思ってもらえる励ましの声かけにもなっています。
かけるべきではない言葉①もっと頑張って!
励ますことは良いことですが、それがかえって落ち込ませたり、怒らせたりする場合もあります。この章からは、そんなかけるべきではない言葉を3つ紹介していきます。
1つ目のかけるべきではない言葉は、「もっと頑張って!」です。
言う側は元気づけているつもりかもしれませんが、言われた側には、「あなたはまだ頑張っていない」という意味で伝わり、さらに落ち込んでしまう可能性もあります。
本人なりに頑張った結果として、今のうまくいかない状況があるわけなので、「もっと頑張って!」という励まし方は控えましょう。
かけるべきではない言葉②こうした方がよかったのでは?
2つ目のかけるべきではない言葉は、「こうした方がよかったのでは?」です。
具体的なアドバイスをして、悩みを解決してあげたいという気持ちから、「こうした方がよかったんじゃない?」と励ます場合がありますが、相手が必ずしもアドバイスを求めているとは限りません。
下手に解決策をつらつらと提案したとしても、彼の置かれた状況を完全に把握することは無理なので、「君にはわからないんだよ!」と怒らせてしまう可能性もあります。
「ただ自分の話を聞いてほしい、共感してほしい」と思って相談しているだけということも多いので、アドバイスをしたい気持ちをグッとこらえて、まずは聞き役に徹しましょう。
かけるべきではない言葉③私もそんなことがあったな〜
3つ目のかけるべきではない言葉は、「私もそんなことがあったな〜」です。
落ち込んでる状況にある彼は、自分のことだけで精一杯になっています。
励ます側は、自らの経験を例にして、「私もそんなことがあったな〜」と話そうとすることも多いですが、「状況が違うし、一緒にしないで!」と反感を買われる可能性が大きいです。
彼は、まず話を聞いて欲しいのであって、あなたの経験談を聞きたいわけではないですし、そんな心理的余裕もないでしょう。経験談は一方的な励ましになってしまいがちなので、避ける方が良いでしょう。
まとめ
今回の記事では、落ち込んでる片思いの相手にかけるべき言葉5つとかけるべきではない言葉3つを紹介しました。
片思いの彼が落ち込んでいる状況というものは、見ていて辛いものですが、逆に恋愛関係に持っていくチャンスでもあります。
もし、職場で落ち込んでる彼がいたら、ぜひ今回紹介したかけるべき言葉・かけるべきではない言葉を活用して、励ましてあげてください。
きっとあなたのことを大切な人だと感じてくれるはずです。最後まで読んでいただきありがとうございました。