気軽に悩みを相談できる電話占いサービス。とっても便利な反面、電話占いにも“依存”があることをご存知でしょうか?
電話占いに依存すると、「月に何万円も注ぎ込んでしまう」「占い師に相談しないと心が落ち着かない」など、生活がままならなくなる可能性もあります。
そこで今回は、電話占いの依存について徹底的に解説します。依存を防ぐ3つの対策も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/電話-スマート-フォン-ソニー-958066/)
電話占いの“依存”ってどんなもの?
電話占いの依存とは、インターネット依存やアルコール依存症と同じように、電話占いを利用しないと安心できない状態を指します。
便利な占いサービスですが、「小さな悩みもすぐに相談しちゃう」「利用し過ぎて借金をした」など、時間やお金を浪費してしまう方も多いです。
中には自覚症状が無い方もいて、「いつの間にか電話占いに依存していた…」というケースも見られます。
この記事では、依存の原因や症状なども紹介するので、自分と照らし合わせながらチェックしてみてくださいね。
「占い依存者」と「占いジプシー」の違いについて
依存についての解説にあたり、理解しておきたいのが「占いジプシー」との違い。
サイトによっては、“占い依存者=占いジプシー”として使われることもありますが、根本的に2つの意味は異なります。
- 占い依存者:占いを利用しないと平常心を保てない状態
- 占いジプシー:占い師や占いサイトを転々としている状態
なお、占い依存者に比べると、占いジプシーの依存度は低いです。しかし、「転々としているうちに依存していた」というケースも少なくありません。
もし「自分って占いジプシーかも…」と心当たりがある方は、利用頻度を減らすことを意識していきましょう。
電話占いに依存する主な原因とは?
ここからは、電話占いの依存について詳しく解説していきます。まずは「何で電話占いに依存するの?」という方のために、依存の主な原因を紹介します。
気軽に占いを利用できるから
電話占いのメリットは、時間や場所を気にせずに占ってもらえること。
「何でも相談しやすい」という安心感もあり、この気軽さが依存の原因にもなっています。
占いは、不安を解消するために利用することが多いので、悩み事がある度に相談してしまう方が多いようです。
都合の良い結果を求めてしまうから
占いとなると、どうしても良い結果を求めてしまうもの。自分にとって都合の悪い結果だと、「占いが当たっていないのでは?」と判断する方もたくさんいます。
その結果、占いジプシーとなってしまい、自分が納得するまで利用してしまう方も多いようです。
当たる占い師と出会ったから
占いが的中するのは嬉しいですが、当たる占い師と出会うことで、「この人なら信頼できる」「必ず悩みを解決してくれる」と依存してしまうこともあります。
特に「自分のことを決められない」「周りに相談できる人がいない」という方は、依存傾向が見られやすいです。
電話占いに依存しやすい人の主な特徴
人によって依存の原因は様々ですが、依存しやすいタイプにも様々な傾向が見られます。
1つでも当てはまっている場合、電話占いに依存する可能性があるので、注意しながらチェックしてみてくださいね。
自分のことを決められない
そもそも自分のことを決められれば、電話占いに依存することはありません。
「自分で解決しようとしない」「自分の判断に自信がない」という方は、人に助言を求める傾向にあり、電話占いに依存するケースも多いです。
特に「些細な悩みもすぐに相談してしまう」という方は、依存傾向にあるので注意が必要です。
常に不安やストレスを抱えている
常に不安やストレスを抱えていると、「誰かに相談したい」「気持ちをスッキリさせたい」と、癒やしの場を求めるようになります。
その結果、気軽に相談できる電話占いに依存してしまう方も多いようです。
特に「責任感が強い」「性格が真面目・几帳面」という方は、不安やストレスが溜まりやすいので、電話占いに頼り過ぎないよう注意しましょう。
納得のいく答えを求めてしまう
電話占いで悪い結果が出てしまうと、「信じたくない」「この占い師とは相性が合わない」と考え、納得がいくまで答えを求めてしまう方もよくいます。
特に「自分に自信が無い」「自分本位で物事を考える」というタイプの方は、このようにして依存に陥るケースが多いです。
柔軟に占い結果を受け止められない方は、電話占いを多用しないように気を付けましょう。
占いは絶対と信じている
電話占いの依存者は、占いは絶対と信じている方が多いです。1度でも当たった経験があると、「占いがあれば何でも解決できる」と勘違いしてしまう方もいます。
特に「周りに信頼できる人がいない」「占い以外に解決策が見出せない」という方は、電話占いを絶対と信じ込みやすい傾向にあります。
占いも1つのアドバイスとして捉え、電話占いに頼り過ぎないように注意しましょう。
電話占いの依存者に見られる主な症状
この章では、電話占いの依存者に見られる主な症状を紹介します。
以下の症状に当てはまる方は、依存している可能性があるので、早急に対応していく必要があります。
- 電話占いを利用しないと不安になってしまう
- ちょっとした悩みでもすぐに相談してしまう
- 占いの結果に気分が左右される
- お金が無いのに電話占いを利用してしまう
なお、この記事を読んでいる方の中には、「電話占いに依存にはどんな危険があるの?」と考えている方もいるでしょう。
次の章では、依存によって起こりうる3つの危険について紹介します。
電話占いの依存によって起こりうる3つの危険
便利な電話占いですが、占いに依存してしまうと、以下のような3つの危険を招く場合があります。
- お金をたくさん浪費する(借金を抱える)
- 占い以外を信用できなくなる
- 不安が募り、生活がままならなくなる
電話占いは、悩みを解決するために利用するのが本来の目的。しかし、電話占いに依存すると、生活がままならなくなる危険があります。
また、「友達からお金を借りた」「占い以外信用できなくなった」ともなれば、大切な人との関係も崩れてしまうかもしれません。
次の章からは、電話占いの依存を防ぐ対策について紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
電話占いの依存を防ぐ3つの対策
気軽に使える便利さゆえに、依存者も多い電話占い。「絶対に依存しないから大丈夫」と思っていても、状況や気持ちが変わった途端に依存していくこともあります。
以下の3つの対策を行えば、依存することなく占いを上手く活用できるでしょう。
- 予め利用頻度を決めておく
- 占い師外の相談相手を見つけておく
- 占いは万能ではないと考える
次の章からは、上記の3つの対策について詳しく解説していきます。
電話占いの依存を防ぐ対策①予め利用頻度を決めておく
電話占いの依存を防ぐためには、利用頻度を決めておくことが大切です。
設定した利用頻度を超えなければ、時間やお金を浪費したり、占いに頼り過ぎたりすることもありません。
「半年に1度だけ占ってもらう」「多くても1ヶ月に1度だけ」など、無理のない範囲でルールを決めておくと良いでしょう。
また、「月5,000〜10,000円以内に抑える」など、利用金額を決めておくのもおすすめです。
電話占いの依存を防ぐ対策②占い師以外の相談相手を見つけておく
依存するのを防ぐためには、占い師以外で相談相手を見つけておくことが大切です。
そもそも占いは、何かしらの悩みを相談するために利用することがほとんど。また、不安やストレスを解消するため、相談している方も多いです。
家族・友人・同僚など、他に相談できる相手がいれば、占いばかりに頼ることもありません。
逆に言えば、周りに相談相手がいないと依存しやすくなるので、気軽に相談できる環境を見つけておきましょう。
電話占いの依存を防ぐ対策③占いは万能ではないと考える
電話占いの依存は、占いを信じている人ほどなりやすい傾向にあります。反対に、楽観的に考えている人は、依存することがありません。
今回紹介している依存を防ぐ具体的な対策も効果的な方法ではあるのですが、“占いは万能ではない”ことを理解しておくほうが、依存することはなくなるでしょう。
実際に占いは、当たることもあれば、外れることもあります。また、占い結果が人生を決める訳でもありません。
予めアドバイスの1つと捉えておけば、依存の心配をすることなく、占いを上手に活用できるでしょう。
電話占いに潜む危険!「依存」についてのまとめ
今回は、電話占いの依存について紹介しました。近年人気となっている電話占いですが、依存がどれほど危険なのか理解していただけたかと思います。
「いつの間にか依存していた」というケースも多いので、利用頻度が増えたり、不安が大きくなったりしたときは要注意ですね。
占いが万能ではないことを理解しておけば、電話占いに依存することもなくなります。あくまでもアドバイスの1つと捉えて、上手に活用していきましょう!