今回は、お仕事を頑張っているアラサー、すなわち結婚適齢期ギリギリの女性営業マンを対象に、婚活も婚勝（コンカツ）してほしい！という思いで同じアラサー元営業マンとして熱く記事を執筆いたします。
営業のスキルをプラスに使えば、マッチングは確実にできるのだということをぜひ理解して下さい。むしろ最強の武器を装備している皆さんに前向きに婚活に挑んで頂くためにも、是非読み進めてみて下さいね。
（トップ画像出典：https://pixabay.com/ja/）
現代女性の婚活における心得
まず大前提として、現代の女性は、人生において沢山の選択をし、その都度分岐点にぶち当たることを知ってください。
出典：新 女性のためのライフサイクル心理学上記の図では、女性の人生の分岐点を木の枝に見立てており、本当に数多くの選択肢と常に向き合っている事がうかがえます。多様性があるからこそ、他の人たちとの相対比較がたくさん生じるのですね。
「世の中に取り残されそう」（専業主婦型ー出産）
「夫と子どものためにがんばってきたのに」（専業主婦型ー中断再就職型）
「仕事も家事も育児も完璧にやってあたりまえ：スーパーウーマン幻想」（両立型ーDEWKS）
「トータルな生き方では両立型にかなわない」（非婚型ー結婚延期型）
「子どものいない人生で本当によかったのか」（非婚型ー結婚延期型）引用：『新 女性のためのライフサイクル心理学』（著者：岡村裕子）より
それぞれが、自らの置かれている状況では”ない”「もしもこうだったら」に対して、思い悩んでいます。
しかし、どのような生き方を選ぶにせよ自分の人生はたった一度きりの貴重なものです。結婚は通過点という真の意味は、この、枝別れした人生を構成するなかでの道を作るための節目を指しているとも言えます。
それにあたって、婚活中のあなたは、結婚後の仕事はどうする？出産はどうする？出産後はどうする？色々なことを考えながらお相手を探して新たな枝を広げていかなければなりません。
営業マン×アラサーという課題。
とはいったものの、営業マン女性たちは婚活初期（マッチングに至るまで）においてかなり不利な立場にいます。それは、年齢だけでなく職種に対する抵抗感を男性が抱いているからです。
では何故、営業を頑張っているアラサーというだけでイメージが下がるのでしょうか。答えは簡単で、女性でバリバリの営業マンと聞くと男性の多くは気後れしてしまうからです。日本ならではかもしれませんね。
営業となると、どうしても男性と肩を並べて第一線で活躍する総合職となります。故に婚活において肩書きが重要視される男性視点からの受けがどうしても悪くなります。それが一番の課題になってくるのです。
- 婚活では、男性は顔とステータス（職業や年収）、女性は顔が重視される傾向にあるから。
- 一般職（特に事務系）の女性の方が自分を支えてくれそうというイメージ。
- 結婚後は仕事を抑えてほしいという願望。
上記はあくまで一例に過ぎませんが、婚活サイトや結婚相談所を利用する際に、職種入力を求められることが多々あります。その場合、「営業職」の女性と「事務職」の女性では、印象が大きく異なるということです。
でも、この「営業」という仕事。侮るなかれ。女性の営業マンは、むしろ男性の営業マン以上に強い魅力を持つ隠れ優良人材であることと、その理由を以下よりご説明します。
婚活における営業マンのパワー！
出典：https://pixabay.com/ja/illustrations/エグゼクティブ-実業家-女性の力-3310063/まず、ひとくちに営業マンといっても様々なタイプがいますよね。とにかく理論的に会話を進め説得や紹介をする方、お相手の懐に入るのが上手な方、お相手の立場にたって一緒に考える方。。。
よって自分自身がどのタイプに当てはまるのかを見直して、そこからアプローチ方法を探るのが一番の近道です。あなたは以下のどのスキルに強いタイプに当てはまるでしょうか。
発信力
自己アピールができないと婚活は話になりません。人慣れしている事もあり、例え初めは緊張しても、すぐ自分のことを上手に知ってもらえるでしょう。
過去・現在・未来、様々な話をする事で婚活における考えのすり合わせがしやすくなるので、是非思いを伝えてみましょう。
傾聴力
自分の話ばかりでなく、お相手との対話を上手にできるタイプです。女性から質問されて嫌がる男性はほとんどいません。自分に興味を持ってくれている、知ろうとしてくれていると感じるのは嬉しいことです。
また、お相手の話をただ相槌を打って終わるのでなく、そこから話を広げられるのも強みでしょう。傾聴とはその名の通り、耳を傾けることであり、聞き流すことではないのですから。
共感力
対人コミュニケーションの上で重要なポイントです。たとえ考えが違っても、歩み寄る力がないと赤の他人との生活である結婚は難しいです。
結婚を意識するようになればなる程、自分をわかってくれる安心感のある相手を無意識下で選ぶものですから、共感＝味方でいてくれると受け止められ、信頼関係に繋がります。
雑談力
他愛のない話ができる関係というのは、お相手に一気に距離が縮まったように感じさせます。
興味の幅を広げておくことでお相手との新たな共通点の発見や、何気ない会話が意外な一面として評価される可能性も充分あります。
分析力
お相手がどんな女性が好みで、自分はどんなアプローチをするのが最善か、というのを試行錯誤するのは大変素晴らしい努力です。
もちろん無理をして偽りの自分を創り上げる必要はありません。しかし、分析しなければ歩み寄ることへ繋がらないのも事実です。だからこそあなたの分析力が活かされると言えるでしょう。
情報収集力
ここでは、2つの意味での情報を指します。1つ目は、お相手に対する情報収集。これは当然の事であり、これをもとに分析し行動します。
2つ目は、雑談力に繋がる幅広い視野を持っておくことという意味での情報収集です。一般常識や世間的に話題になっているニュースなどは、大人の社会人女性として常に更新しておくべき最低限の部分です。
愛嬌
これは地味に大きな武器です。誰からも好感を抱かれる人は大抵誰に対しても愛層が良く、いつも笑顔なのが共通しています。女性は特にそうでしょう。
真面目でしっかり者なだけでなくちょっと可愛い所もあるんだな、くらいの抜け感でお相手に女性としての魅力を感じて貰いましょう。
いかがでしたか？上記以外にも営業を経験する中で培われるスキルは多義にわたるでしょう。営業は、婚活に限らずどんな場面でも生かせるスキルです。絶対に無駄にすることなく、自信をもって臨みましょう！
アラサーだからなんだ！婚活に年齢関係ない説
先ほどから、アラサーアラサーと言っていますが、まず、アラサーの定義を改めて見直してみましょう。
四捨五入して30だったらアラサー？30±3歳くらい？なんとなく27,28歳くらいから30歳とかじゃない？なんて、意外と定義は曖昧だったりします。
出典：https://30kekkon.com/around30/さまざまなサイトを参考にしましたが、一番多い意見は”27歳～33歳”。その次に多かったのが、”25歳～34歳”でした。（参考：Google検索）
ちなみに婚活の適齢期は男女ともに27歳前後。あれ？！上記のどちらの範囲にも含まれる…？！。
そうなんです。この大発見に気づいて頂けたでしょうか。アラサーという言葉に惑わされて、婚活なんて恥ずかしい、手遅れなどと思わないでほしいのです。むしろ勝負どころ。営業マンは勝負事では負けられませんよ！
アラサー女性営業マンが婚活する上での3つの強み
出典：https://pixabay.com/ja/photos/ビジネス-レディ-女性-女の子-3560915/- 相手に合わせて対応できる（共感力、傾聴力、雑談力等）
- 目標設定から遡って戦略を立てられる
- マメなやり取りや自己アピール力
でも自分の見せ方には注意が必要。お相手の性格に合わせて、お相手のペースを見ながら距離を縮めていくのよ。
腕の見せ所ね！！
アラサー女性営業マンが婚活する上での3つの弱み
出典：https://pixabay.com/ja/photos/美しい-ビジネス-女性-2912314/- 営業職を嫌がられる
- 圧倒的事務職女子の多い中でのイメージを覆せるかどうか
- アラサーという年齢と職業癖が裏目に出るパターン
どうしても”総合職の女性との結婚”は考えないといけないことも多いし、イメージが先行してしまうのも苦しい！
気を使って喋りすぎたり、お相手に合わせすぎて疲れてしまったりしないように注意してね。
女性営業マンのリアルな悩み
出典：https://pixabay.com/ja/photos/アーキテクチャ-建物-2598158/前章まで、色々なサイトを参考にして情報を収集し紹介てきましたが、圧倒的に同様なことが悩みとして挙げられていました。まずは女性営業マンのリアルを知ったうえで、婚活について考えていきましょう。
女性営業マン悩みあるある～仕事編～
- 取引先・上司からのセクハラ
- 男社会での戦い
- 一般職女性との関係性
- ロールモデルが少ない
女性営業マンは、本来男女平等であるはずの営業という職種の中でも、やはり性差による悩みを数多く抱えていることがわかりました。
特に気になったのは、総合職として、女性が多く在籍する一般職の方に仕事を依頼する際の人間関係が、かなり悩ましいものであるということでした。人間関係はどの組織でも大変重要なポイントです。
一般職の方に仕事を振る際、年齢も在籍年数も上の先輩に指示を出すこともあります。異性と同性では指示の受け止め方に差が出るのは起こり易いのかもしれませんが、仕事だからこそ割りきってほしいものですね。
上記の他にも、ノルマのきつさやハードワークなどで体がついていかないなどもありましたが、これは男女問わない悩みであると思いましたので軽めの紹介にとどめさせていただきます。
女性営業マン悩みあるある～恋愛編～
- 気が強そうなどの偏見
- 休みの少なさ・残業の多さで恋人との時間が取れない
- 家事家庭との両立に対する不安
- 出産・子育ての悩み
やはり、営業職のまま家事や子育てを続けることは相当過酷な選択になります。選択肢は一番始めに載せた通り沢山あります。家庭に入っても良し、営業の仕事を続けるも良し、職種を変えて続けるも良し。全て自由です。
ただし、もし営業の仕事を続けるのであれば、職業に対する理解を常に深めようとしてくれるお相手や、家事育児の分担に協力的なお相手を見つける事が最も重要になってきます。
アラサー婚活を婚勝する戦略！
ここからは、冒頭にも記載した通りアラサーの婚活を婚勝（コンカツ）する戦略を紹介します。
前章までで紹介してきた内容の軽いおさらいにもなりますが、ここまで読んでお気づきの通り、要は、婚活をする上で必要な対人スキルの数多くを既に身に着けている最強の女性、それが女性営業マンです。
出典：https://pixabay.com/ja/illustrations/ビジネス-木-成長-成功-1137367/つまり最大の課題は導入部分です。営業というフィルターで避けられがちな勿体なさ過ぎる逸材に、いかにして関心を持って貰えるか否かなのです。課題克服のためには何が必要か？そうです、分析と戦略です。
まずは婚勝のための戦略を練りましょう。戦略というと大げさに聞こえるかもしれませんが、大まかにどう攻めるかというイメージを持つことは大切な道標になります。
- 婚活時の登録先は、職種入力のないサイトまたはエージェントのいるところ。
- お相手は、営業の仕事に理解のある人、関心のある人。（この時点で営業マンであることは知らせない）
- メールのやり取りでは、仕事より趣味などの共通点を優先で。
- 直接お会いする回数が増えてきたら趣味から仕事の話へ。
- 頃合いをみて、仲良くなってきたら仕事を含めた将来の家庭への考え方に話題をシフト。
つまり、営業マンであることは重要ではなく人柄や共通点で選んでもらいたい、無駄な偏見を抱かせない為に上記のような戦略を提案しています。
正直、私自身の経験則からも言えますが、お相手とのこまめなやり取りや話題作りなどに慣れているので、マッチングそのものはそんなに難しくないと思います。
仕事も転職活動も恋活・婚活も、自己アピールと共感・傾聴力があればある程度はうまくいきます。あとはいかに、そこで得た情報をもとに分析し戦略を練って臨機応変に行動できるか、これがポイントなのです。
そこで真の営業マンとしての手腕が問われるのだと考えています。ですから、次章では実践編ということでおすすめの婚活スタイルをご紹介したいと思います。
アラサー女性営業マンに試してほしい婚活方法
婚活の手段はいくつかありますが、今回おすすめしたい方法は２つ。一番手軽な婚活サイト利用、そして間に入ってくれるエージェントがいる結婚相談所利用です。
婚活サイト
先述の通り、わたしは営業経験のある女性自身はやり取りに問題があるというより、マッチングに至るまでの初期段階に課題があると考えています。
ですから、なるべく職種入力がなく女性の職種を気にしない方の多いサイトを使うことが重要だと考えます。
- 高収入あるいは起業家の男性・・・自分と同様に、やりがいや生きがいを持って努力している女性を対等に評価してくれる傾向にあります。
- 自分より年上の落ち着いた男性・・・勝手な偏見を抱くのではなく、色々経験してきたからこそわかる、人として尊敬に値するか否かを見てくれる方が多く安心できます。
婚活サイトは複数登録が当たり前の時代です。是非いろいろなサイトを使ってみて、自分に合いそうな、また等身大の自分を認め受け入れてくれる男性と出会えるサイトを絞り込み良き出会いをゲットしてください。
婚活エージェント
こちらは婚活サイトとは違い、間にエージェントと呼ばれる仲人さんが入ってくれるので、たとえ仕事の話になったとしても、あらぬ誤解を招く心配が少ないという点で試してもらいたい婚活方法のひとつになります。
事前に営業という仕事を良い印象にしたいと伝えておくだけで全然違います。営業のプロとしてのプライドも多少なりともあるかもしれませんが、ここは婚活のプロのアドバイスを一度聞きましょう。
納得の回答を貰えたなら即実践すればいいし、そうでないのであれば議論したっていいと私は考えます。営業経験のあるあなたならわかると思いますが、それはエージェントの為にも、あなたの為にもなるからです。
一緒に悩みや改善点を考え、同じ幸せをつかむべく味方がいるなんて心強いじゃないですか。むしろ営業マンパワーが倍になって、最強だとすら感じます。是非利用してみてください。
まとめ
今回は、アラサー女性営業マンの婚活必勝法というテーマで、婚活をするうえでの女性営業マンに立ちはだかる様々な壁と、それを乗り越えるべくスキルの自覚の重要性、そして戦略をご提示しました。
結論としては、アラサーだろうと男性から敬遠されがちな職種であろうと、持っている高い技術と経験をフルに活かせば、婚活は婚勝（コンカツ）に変わるということです。
結婚はゴールではありません。”勝”という字を入れていますが、あくまでも成婚イメージを持っていただくための造語なので、最も良い理想の人生を入念に考えたうえで、この記事が婚勝のヒントになれば幸いです。
- 周りの友人の結婚ラッシュに、焦りが・・・。
- 帰省するたび両親から「良い人はいないの？」と聞かれることにうんざり。
- 元彼よりも良い人は現れないんじゃないかという不安。
- 気になる人はいるけど、彼の気持ちがわからず自信がなくて一歩が踏み出せない。
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